11月24日上映会「失われた川の視点」から:ご報告

11月24日開催の「小名木川物語上映会 失われた川の視点から」、おかげさまで満員御礼にて無事終了いたしました。ご来場、ご支援、誠にありがとうございました。
第一部では、まず主催の暗渠マニアックス・吉村生さんに、かつて小名木川に注いていた川として、砂町(江東区東側)の暗渠についてスライドドークしていただきました。次に同じく主催の「旧水路ラボ」さんに、映画のシーンに映り込んでいる暗渠、六間堀についてお話いただきました。近くに住んでいても知らないことばかり。江東区内の暗渠は、現在ほとんどが道路や緑道公園になっていますが、そうではない、唯一の「暗渠絶景スポット」をご紹介いただきました。今度探しに行きたいです。六間堀の運命を知ると、暗渠だからこそ、歴史に振り回され、ドラマがあることに気付かされます。
六間堀が映り込んでいるのはこのシーンです。本ホームページの撮影エピソード8でも触れておりますのでご一読ください!

「進」役の徳久ウィリアム(撮影:大西みつぐ)

上映を経て、第三部、ゲスト・小池昌代さんの朗読とお話へ。映画の音楽監督でピアニスト、岡野勇仁さんの演奏とのコラボでお届けしました。小池さんは、深川のご実家近くを流れる仙台堀川をタイトルとする30年前の詩、そして新たな詩を2つ書き下ろしてくださっていました。時間軸が変わり、すべてが優しく包み込まれるようなあの時間を伝える言葉が見つかりません。小池さんの言葉の力とたたずまいに圧倒されました。それにそっと寄り添うような、岡野さんのピアノ。多くの方とあの時間を共有できたことを幸せに思います。

第三部終了後、大西みつぐ監督がご挨拶し、(現)プロデューサーの東海が会場にいたスタッフとキャストを紹介。最後に岡野さんに映画音楽を演奏いただきお開きとなりました。

当日は暗渠マニアックスさんにより、何と「小名木川物語珈琲 ドリップパック」がお目見えして「暗渠珈琲」とともに物販に並びました!

この特製ブレンドを作ってくださったのは新宿の珈琲ひりゅうずさん。「開渠(小名木川)のほとりを歩いているような爽やかさと、深川の人情味を併せ持ったような味」とご注文いただいたところ、「できますよ~」とのお返事で、公式スチルを使った全5種類のパックで仕上げていただきました。まさにそのとおりのお味で美味しい! せっかく作っていただきましたので(なくなったら寂しいと思うので笑)、またの機会にぜひお願いしようと思っています。

会場の両国門天ホールは、2年前の夏、私達が大変だったときにお声をかけていただき、お世話になるのは今回で3回目に。いつも温かく迎えていただき、こちらもまた帰ってこれたことが嬉しく、ついついホーム気分で使わせていただきました。
また、この上映会は 知らず知らずのうちに何人もの方にご縁をつないでいただいて実現しました。水路の一つ一つとなっていただいた皆様に感謝ばかりです。
そして「すみゆめ」や墨田区、江東区の店舗にもご協力いただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。

川から広がる想像力。目には見えないけれど、確かにそこにあったもの。今もなくなったわけではないもの。映画の主な舞台となった深川という土地の力。
「小名木川物語」は、次の季節に向けて新たな生命力を分け与えていただきました。
今後の予定につきましては、年末か年明けにまたお知らせいたします。(製作)

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