ロケ地1:旧小松川閘門

ご覧になった方が、「あそこはどこだろう?」と思われた場所、第一位ではないかと思います。

旧小松川閘門(撮影:大西みつぐ)

ここは江戸川区の都立大島小松川公園の中にある旧小松川閘門(こうもん)です。江東区の都営新宿線東大島駅から徒歩10分ほどです。旧中川にかかる橋を渡り、公園の中を進むと、突然西洋のお城のような建造物が現れます。

閘門とは、船の通過時に川の水位差を調整する施設のこと。

荒川の下流部は水害対策のために開削された人工河川ですが、もともとこの地を流れていた中川(のちに河口近くは旧中川と改称されます)をあふれさせないために、荒川との合流地点付近に閘門を設ける必要がありました。当時周辺は工業地帯で、通航する船舶の数が多かったため、まず小名木川閘門が作られ(すでに解体)、小松川閘門は2つ目の閘門として1930(昭和5年)に竣工しました。

舟運の衰退により、小松川閘門は昭和50年代に閉鎖となります。閘門は2つの門がペアとして建造されますが、前門だけが解体され、写真の後門は保存されました。移設せず、そのまま下部が埋め立てられています。

旧小松川閘門と「由香」役、矢﨑初音(スタッフ撮影)

周囲は大規模なかさ上げが行われ、現在は公園全体が高台になっていて、旧中川と小名木川の合流地点がよく見えます。静かな場所で気分転換したいときにおすすめです。

旧中川(手前)と小名木川河口(スタッフ撮影)

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