

8月2日に開催された深川江戸資料館・再オープン記念『小名木川物語』上映会とアフタートークは無事終了しました。多くのお客様をお迎えできて感謝の気持ちでいっぱいです。あの暑さの中、当日券をお求めの方も20人ほどいらっしゃって感激でした。ご来場の皆様、本当にありがとうございました!
第1部の上映会は、初上映会以来5年ぶりに大きな劇場で映像と音を存分に体験することができました。
上映終了後のアフタートークでは、残念ながら監督の大西みつぐは欠席となりましたが、主演の徳久ウィリアムさん、伊宝田隆子さん、助演の佐藤美佐子さん、仲島カルロスさん、常盤裕次郎さん、そして音楽監督の岡野勇仁さん、メイクと共同脚本・編集の胡舟さんが舞台挨拶を行いました。プロデューサーの東海が司会を務めました。
お客様にリアクションや拍手をいただき、全員リラックスしてお話しすることができました。
直前の内容変更にもかかわらず、大変有難かったです。お楽しみいただけましたら幸いです。
その後、特殊発声のスペシャリスト、徳久ウィリアムさんには口琴演奏とホーミー(ホーメイ)を披露していただきました。短い時間でしたが、生の倍音が波のように広がっていくのが感じられ、素晴らしかったです。

徳久さんですが、今年11月18日、本作に次ぐ主演映画『銀河2072』(小池博史監督)が吉祥寺アップリンクで公開されます!
また伊宝田さんは今年9月、米国ワシントンD,C.のナショナル・ギャラリーにおいて、ライフワークとしている表現活動「立ちたさ」をパフォーマンスすることが決定。その報告となる展覧会を来年1月17日~28日にに人形町ヴィジョンズで開催予定です。
また改めてお知らせします。これからもお二人にどうぞご注目ください!
ここでもう一人、出演者のことを。
本作の終盤で数十年ぶりに深川を訪れる老婦人を演じた八木愛子さんですが、2021年に惜しくも急逝されました。八木さんは朗読家として長年活動していましたが、俳優として出演したのは本作が最初で最後でした。

そうとは思えない、素晴らしい演技をご記憶の方も少なくないと思います。
撮影当日は、八木さんの完璧な演技にスタッフ全員が圧倒されました。
朗読会を開催できなかったことが残念でなりません…
これからも上映を続けることで、ご恩に報いたいと思います。

上映会に話を戻しますが、この状況の中、予定通り実施できただけでも幸運だったと思います。上映機会に心より感謝申し上げます。急な内容変更にご対応いただいた深川江戸資料館の皆様、そして上映会を応援いただいた皆様にも心より御礼申し上げます。
そしていつかまた必ず上映会を開催します!
なお深川江戸資料館での「大西みつぐ写真展 川とともに生きる町」は8月31日まで開催されます。ぜひお出かけください。
https://www.kcf.or.jp/fukagawa/event/detail/?id=5306
